【教育学部】山本将之 2021年11月17日
兵庫教育大学教授 前芝武史先生をお招きし、「芸術の学際性と教育的可能性ーリベラルな教養・思考を求めてー」と題して、ご講演いただきました。
前芝先生は、ご自身が提唱される「団子の組み立て理論」が物事の「構造」にあたること、その「構造」が各事象の「基礎・基本」となること、そしてその「基本と応用」を巨視的に捉えることで「芸術と他学術の位置付け」が体系的に浮き彫りになること、さらに「感性」という言葉の意味と発達段階などを、ご自身の制作研究のお話を皮切りに、たくさんの写真と図を用いてわかりやすくご教示くださいました。
「芸術」というキーワードから学術の本質に迫る前芝先生のご講演は、聴講した学生や教員に改めて「教育とは何か?」と問いかけるような内容であり、教育学会員にとって大変充実した有意義な時間となりました。
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