【教育学部】 学校教育専攻 狩谷 潤也 2022.6.8
大阪大谷大学教育学部には、「STEAM Lab(スティーム・ラボ)」があります。iPadや電子黒板、ビデオカメラやグリーンバックなどのICTや動画作成に関わる機器などを設置し、探究的な学びを支援しています。
3回生の「学校教育特論」では、4つのゾーンに分かれて学修しています。科学・技術ゾーン(狩谷班)では、ICT機器を使った問題解決に取り組んでいます。私たちは日々の生活で、スマートフォンを始め、便利な機器を数多く活用していますが、その原理や仕組みについて考えることは少ないように思います。そこで、ICT機器を使った制作活動(デジタルを含む)に取り組むことで、ICT機器を創造的に活用し、身近な生活の中での問題解決を図ることをテーマとしています。
まずは、市販の教材を使って取り組みました。「[1]Nintendo Labo」は、「つくる」「あそぶ」「わかる」という過程を通して、制作活動やゲームを楽しみながら、センサーの働きやプログラミングされた動きなどの仕組みを学ぶことができる教材です。バイクのハンドルを傾けたり、アクセルやブレーキを操作したりすると画面がリンクして動きます。また、ダンボールのピアノの音が鳴る仕組みを学ぶこともできました。
教材には、「楽しさ」が必要です。ゲーム会社の制作だけあって、操作も簡単でリアルさもあり、やりこみ要素も用意されていました。子どもが夢中になる教材づくりのヒミツを探ることができたでしょうか。 [1] ©2018 NINTENDO
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