11月17日、大谷さやまこども園で5歳児さんが脱穀体験をしました。春から自分たちで種をまき、苗を育て、田植えをし、観察をし、刈り取り、干したイネをいよいよ脱穀します。河内長野市立ふるさと歴史学習館から館長さんと学芸員さんが江戸時代と大正時代の脱穀の道具を園に運び込み、実物を見ながら、脱穀がいかに大変な作業で、道具があることで作業が早くできるようになったかを説明してくださり、そのあと、子どもたちは自分たちで収穫したイネの脱穀を体験しました。生活の中で実際に使われていた道具を使うのは危険も伴います。今日は、自然教育コース生の有志2人がボランティアで参加してくれました。子どもはもちろんのこと、大学生も初めての経験です。ここまでの経験をしている園は少なく、こうした活動に参加させていただくことで自然教育コースの学びが深まります。
こうした経験を通して、子どもたちは私たちが自然の産物によって生かされていて、それを手に入れるためにはいかに様々な労働があるかを経験し、自然や食べ物を大切にすることを学んでいきます。SDGsを達成する取り組みは幼児期からできるのです(井上美智子)
Commentaires