【幼児教育専攻】山本将之 2021年11月1日
幼児教育専攻の教員山本の彫刻作品が、国立新美術館(於:東京都[六本木])で開催されている日本美術展覧会に入選しました。
普段、子どもたちに造形あそびを実践している山本は、アーティストとしての側面も持っており、自身の研究では「幼児の表現」と「自己表現」の両方を追求しています。
「幼児の表現」と「作家の表現」には、おそらく明確な違いがあるのだろうと思います。
大人にとっての「表現」とは、どんな意味があるのでしょうか?
「表現」は大変奥深く、難しく、辛く、ときに楽しく、面白いものです。
ぜひ皆さんも「表現」の本質について、考えてみてください。
きっと生活が、より豊かに色づくと思います。
※第8回 日本美術展覧会 令和3年10月29日(金) ~ 11月21日(日) 国立新美術館
※大阪にも、下記日程で巡回します。
令和4年2月26日(土)~令和4年3月21日(月・祝)大阪市立美術館
作品タイトル「本当の自分を知らない」
寸法:高さ115✕幅120✕奥行き110(cm)
素材:F.R.P.、木
作品意図
他者との境界は1になれない循環小数のようで、0.9999…が自分なのか、0.0000…が自分なのかは、誰にもわからないのかもしれない。
ハリボテに隠れた人間は、自分なのか、他者なのか。
誰もが本当の自分を知らない、のかもしれない。
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