先日、学園内の大谷さやまこども園に行き、トロ舟で育てたイネを刈り取りました。小さなトロ舟なので、順番に一人ずつ刈り取ります。他の子どもたちは前に集まって様子を見守りつつ、待っていました。
待っているとき、一人の5歳児がその場で拾える葉っぱを集めてささっと並べました。なかなかの造形美と思ったのは私だけでしょうか。作品として残るわけでもなく、その場限りのものです。
身近な自然物に美を感じる感性を子どもはもともと持っています。それに気付くかどうか、価値を感じるかどうかは保育者次第です。自然教育コースではそんな保育者に育ってもらうことを目標にしています。(井上美智子)
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