【幼児教育専攻】山本将之 2022/7/1
「子どもには危ないから!」
そう言って子どもから道具を遠ざけることは、はたして適切な配慮と言えるのでしょうか?
「ハサミの刃は危ない!」
「ホッチキスの針は危ない!」
と思っている道具でも、見方を変えれば、
「ハサミは、紙を好きな形に切ることのできる便利な道具!」
「ホッチキスは、紙を簡単に繋げることのできる便利な道具!」
このように、一見「危険なのでは!?」と感じる道具でも、正しい使い方を丁寧に伝えることで、子どもなりのイメージを実現する「便利な道具」に変身します!
この日はハサミとホッチキスを使って、紙を繋げる造形あそびを実践しました!
60人の4・5歳児さんたちは、道具に興味津々!
道具の使い方を聞くと、すぐに紙を手にしてホッチキスの操作を試してみます。
最初は扱いが難しい道具でも、聞いたことを思い出し、指を挟まないように、両手で「カッチャン!」とくっつけます。
そして紙をひっくり返して、「チクチクするところはないかな?」しっかりと確かめながら、道具の操作を楽しみます。
「ヘビさん」「カブトムシのお部屋」「カンムリ」「うさぎさん」など、道具の操作を通していろいろな見立てを楽しむことができました!
道具って楽しいね!また使ってみようね!
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