【学校教育専攻】 狩谷 潤也 「図画工作科実技研修会」 2022.2.26
私たちの身近な生活の中で、「鏡」はどのように使われているのでしょうか。洗面台や玄関の姿見や、自動車のドアミラーや交差点でのカーブミラーなど、暮らしにとってなくてはならない働きをしているものも多いことでしょう。他にも、壁に鏡を設置して室内を広く見せたり、遊園地やテーマパークなどの不思議な映り方をしたりする鏡もあります。
このような、鏡の特徴を生かした図画工作科の題材例[i]をもとに、大阪市の小学校教員を対象とした「実技研修会」を行いました。
まずは、ミラーペーパーを切ったり折ったりして、どのように映るかを試す活動に取り組みました。そして、「鏡の特徴」について話し合い、対話的に学ぶことができるようにしました。個々の表現を鑑賞することで、形がつながったり、数が増えたりして新しい見え方が共有されていくことで、実際の指導における「題材のねらい」を意識することができたのではないでしょうか。
※2022年2月9日(水)に大阪市立深江小学校で実施したものです。
[i] 図画工作5・6年上「ミラクル!ミラーステージ」日本文教出版
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