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【学校教育専攻】日記の翻刻作業

【学校教育専攻】高野 昭雄 2022年6月24日


日本が戦争に敗れた2年後、1947年に書かれたある人物の日記の翻刻作業を行っています。月に1回、7人前後の研究者が集まって、1字1字を読み解いていきます。新憲法普及のための漫才会が企画されたりといった出来事も面白いのですが、日記を継続して読んでいると、まだ電話交換手につなぐ電話すら行き渡っていなかった時代、朝・昼・夜と、人々がいかに多くの人々と会っていたのか、また手紙を書いていたのか、驚かされます。75年前の日本は、食べ物や他の習慣も含めてまさに異文化です。史料解読の積み重ねが、やがて小学校・中学校・高等学校の社会科教科書の記述に反映されていきます。



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