【学校教育専攻】 狩谷 潤也 「図画工作科教育法」 2021.12.26
図画工作科の学習を通して、子どもたちはどのような資質・能力を身に付けるのでしょうか?本物そっくりに絵を描くことやカッターナイフでまっすぐに切ること、などの技能的なことだけでしょうか?
「図画工作科教育法」の授業では、学習指導要領における図画工作科の目標や内容について学修します。しかしながら、具体的にどんな題材をどのように指導するかは、子どもの実態をもとに、指導者に任されています。そのため、実際に模擬授業を行うことで、指導者として必要な技術や態度などを身に付けていく必要があります。
小学校高学年の子どもたちは、「[1]周りの人や周囲の環境などと関わりながら考え,他者の立場に立ち,活動や作品などを見たり考えたりする姿が見られる。社会的な話題を作品の主題にしたり,流行の形や色を反映させて発想したりする場合もある。」など、それまでより視野が広くなり、社会性が育ってくる時期だと考えられます。現在では、SNSを活用する子どもたちも多くなってきました。
この班は、造形遊びの題材「[2]ここから見ると」の模擬授業に取り組みました。周りの環境に働きかけながらICT機器を活用する題材です。奥行きやバランスなどを意識し、友達と対話しながら楽しく活動することができました。満足のいく表現ができたでしょうか。
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